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新型コロナウィルス感染症と結膜炎について【続報】

2020年4月6日
令和2年3月10日、本院HPにて、 同年2月27日付で日本眼科学会、日本眼科医会より公表されました
【新型コロナウイルス感染症と結膜炎について(国民の皆様へ)】との声明について
内容をお伝えさせていただきました。

同年4月5日、日本眼科学会より、新たにこれまでの報告を踏まえ、
【新型コロナウイルス感染症に対する正しい理解のために― 眼科医療関係者へ ―】
との通知が送られてきました。
その概要について、皆様と共有させていただきます。

当院での診療方針につきましては、3月10日のHPをご確認いただけますと幸いです。
院内での感染防止につきましては、引き続き以下を実施しております。
・職員全員の検温実施
・患者様接触箇所・接触器具の頻回消毒
・感染症疑い患者様の待機場所分離
・院内待ち時間の短縮努力
・待ち時間発生時の一時外出のお願い
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、
この難局を、国民全員、そして世界全員で一致団結して乗り切れますよう、
ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

亡くなられた方々のご冥福を、また、現在闘病中の方々のお一人でも多いご回復を、
心より心よりお祈り申し上げます。

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【日本眼科学会からの通知より一部抜粋】

新型コロナウイルス感染症が各国へと拡大し、日本では水際対策から蔓延期へと移行し、
さらなる拡大の可能性も示唆されています。
新型コロナウイルスによる結膜炎や、涙液を介したウイルスの伝播について、
科学的データに基づく解析には、まだ時間を要すると思われます。
一方で、根拠のない情報も錯綜しており、間違った対応が拡散するリスクが懸念されます。

まずは、現在までの情報を整理しますと、以下のとおりです。
(1) 結膜が新型コロナウイルスの侵入サイトになる可能性がある。
(2) 新型コロナウイルスは結膜に存在する可能性がある。
(3) 新型コロナウイルスは結膜炎を起こす可能性がある。
(4) 潜伏感染者の結膜に新型コロナウイルスが存在するのか否かは不明である。
(5) 新型コロナウイルスが結膜→結膜で感染するのか否かについては不明である。

しかし、新型コロナウイルス感染症を必要以上に警戒するあまり、
通常の眼科診療に大きな影響が及ばないように配慮することもまた非常に重要です。

Q1 新型コロナウイルス感染症において結膜炎はどのくらい合併しますか?
A1 武漢における結膜炎の頻度は0.8%という論文は出ていますが、
  すべての感染者に対して眼科的な検査をしたわけではないので、十分なデータではありません。
  しかし、頻度は少ないながらも
  新型コロナウイルス感染症に結膜炎を併発する可能性があるのは確かなことです。

Q2 新型コロナウイルスは、通常どのように感染しますか?結膜からも感染しますか?
A2 通常、飛沫感染
(咳・くしゃみ・会話中の唾液など約1mで床に落下する5μm以上の飛沫による感染:インフルエンザ、風疹など)と、
  接触感染(手や皮膚の接触や汚染された物品を介しての感染:アデノウイルス結膜炎、MRSAなど)
  の2経路とされます。
  また、エアロゾルを介した感染も指摘されています。
  エアロゾルとは、気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子で、
  診療現場では、呼気中に含まれる水蒸気などがこれに該当し、ウイルスが長く空気中に留まります。
  結膜からの新型コロナウイルスの感染(患者から医師への感染、診療を介しての患者間伝播)は、
  咳やくしゃみなどの飛沫感染と比べれば、可能性は高くないと考えられます。

Q3 通常の眼科診療においてどうすればいいのですか?
A3 結膜を介して新型コロナウイルスに感染するリスクは低いと考えられます。
  しかし、感染者数の増加を背景に病院やクリニックに
  新型コロナウイルス感染者が来院している可能性は十分に考えられます。
  そこで、すべての来院者に関して、手指衛生、接触器具の消毒などを徹底することはもちろん、
  しばらくの間は、問診をしっかり行い、
  発熱やせき・息切れ、だるさ(倦怠感)などの強い症状がある方は、
  受付にその旨を申し出て貰うようにしましょう。
  発熱、咳、感冒様症状が軽微な状態で、眼科受診の必要な患者に対しては、
  アデノウイルス結膜炎患者同様の十分な感染拡大防止策を施してください。

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院長 小平奈利




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